悪魔は天使の胸の中に
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悪魔は天使の胸の中に
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投稿日時 2014/8/23 3:04
nande3
投稿数: 128
ISBN:978-4-19-862511-5
著者:柴田 哲孝(しばた てつたか)
発行:2008年4月30日 初刷
プロファイラー「元FBI捜査官エミコ・クルーニル」シリーズの
初弾。
<誤植というより校正ミス? 意図?>
◎18ページ 6行目◎
誤「…城島は階段を登った。」
正「…城島は階段を上った。」
◎35ページ 2行目◎
誤「…いま来たばかりでよくは判(ルビ=わか)らんのですが…」
正「…いま来たばかりでよくはわからんのですが…」
同じ35ページの11行目に「解(ルビ=わか)らない。」という文
章があります。
新聞用字用語集では常用外の[判][解]を使わず、「分かる」に
しています。
この本では「わかる」と平仮名書きがほとんどですので、統一
すべき。
◎38ページ 7行目◎
誤「…被疑者は…午前零時三〇分に着床。」
正「…被疑者は…午前零時三〇分に就床。」
一般的に[着床]は、「哺乳類で、受精卵が卵割を終えて胚(はい)
となった時期に子宮内膜に達して接着し、母体との間に胎盤が形
成されること」。
この文章の後に[起床]が出てきますので、対義語・反対語は[就
床][就寝]になると思います。
◎44ページ 16行目◎
誤「裕介はブリーフのままビニールのソファに座り…」
正「裕介はブリーフのまま合皮のソファに座り…」
間違いではありません。
「ビニール製のソファ」もしくは「ビニールレザーのソファ」は
ありますが…。一般的な表現かどうか。
合成皮革、人工皮革を示す「合皮」が一般的だと思います。また
は「ビニールレザーのソファ」に。
◎99ページ 17行目◎
誤「…カップラーメンを買い…人工調味料の強い刺激臭のする麺」
正「…カップラーメンを買い…化学調味料の強い刺激臭のする麺」
この本は、書き下ろしで2008年の出版です。前出の「ビニールの
ソファ」や携帯電話を持っているにもかかわらず、メールの送受
信はパソコンのみという、時代背景が分からない文章が見受けら
れます。
[人工調味料]という言葉は、造語以外に無いと思われます。ある
のは[人工甘味料]。
[調味料]に関しては、以前は[化学調味料]と言われ、1970年代に
[うまみ調味料]と呼びかえられるようになったそうです。
現在は、加工食品において原材料名として「アミノ酸等」と表記
されているものが、それです。
◎152ページ 12行目◎
誤「まず司会者が壇上に上がり…」
正「まず司会者が登壇し(壇に上がり)…」
「壇上に上がる」は重複表現に当たると考えます。
◎158ページ 9行目◎
誤「…左手の階段を駆け登った。」
正「…左手の階段を駆け上がった。」
階段は山のように[登る]のではなく、一般的表現の[上る]。
「駆け登る」のではなく「駆け上がる」ものかと。
◎167ページ 6行目◎
誤「…ICUのドアが開いた。看護婦が付き添い…ベッドに乗せられ
た…」
正「…ICUのドアが開いた。看護師が付き添い…ベッドに載せられ
た…」
これも、時代は?と思ってしまいます。
日本においては、以前は女性を看護婦、男性を看護士として区別
していましたが、2001年に「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師
助産師看護師法」に改定されたことにより、2002年3月から男女と
もに[看護師]という名称に統一されました。
[ベッド]は動かせるけれど、乗り物ではないので、[載せる]を使
うと思います。
◎180ページ 1行目◎
誤「…知り得る情報や事情だけでは、明確な回答を導き出す…」
正「…知り得る情報や事情だけでは、明確な解答を導き出す…」
質問に対する[回答]は、明確でなくてもよいはず。プロファイリ
ングの結果(答え)を出すのですから[解答]になるかと。
◎189ページ 2行目◎
誤「このような事件にでも係(ルビ=かか)わらなければ…」
正「このような事件にでも係わらなければ…」
このページ以前にルビなしで[係わる]が出てきます。
240ページには「事件に関(ルビ=かか)わって」という文章が
あります。細かいことですが、[係わる]か平仮名[かかわる]に統
一する必要があるでしょう。
◎200ページ 2行目◎
誤「しかし御存知だと思いますが…」
正「しかし御(ご)存じだと思いますが…」
◎245ページ 6行目◎
誤「運転手は吉田に換わっていた。」
正「運転手は吉田に代わっていた。」
「配置転換」ではなく、単に運転の役目を[交代]しただけと思い
ます。
246ページにある「…換わってもう一人の別の男が現れた。」も、
「入れ代わり立ち代り」と同じ使い方ですので、[代わって]に。
著者:柴田 哲孝(しばた てつたか)
発行:2008年4月30日 初刷
プロファイラー「元FBI捜査官エミコ・クルーニル」シリーズの
初弾。
<誤植というより校正ミス? 意図?>
◎18ページ 6行目◎
誤「…城島は階段を登った。」
正「…城島は階段を上った。」
◎35ページ 2行目◎
誤「…いま来たばかりでよくは判(ルビ=わか)らんのですが…」
正「…いま来たばかりでよくはわからんのですが…」
同じ35ページの11行目に「解(ルビ=わか)らない。」という文
章があります。
新聞用字用語集では常用外の[判][解]を使わず、「分かる」に
しています。
この本では「わかる」と平仮名書きがほとんどですので、統一
すべき。
◎38ページ 7行目◎
誤「…被疑者は…午前零時三〇分に着床。」
正「…被疑者は…午前零時三〇分に就床。」
一般的に[着床]は、「哺乳類で、受精卵が卵割を終えて胚(はい)
となった時期に子宮内膜に達して接着し、母体との間に胎盤が形
成されること」。
この文章の後に[起床]が出てきますので、対義語・反対語は[就
床][就寝]になると思います。
◎44ページ 16行目◎
誤「裕介はブリーフのままビニールのソファに座り…」
正「裕介はブリーフのまま合皮のソファに座り…」
間違いではありません。
「ビニール製のソファ」もしくは「ビニールレザーのソファ」は
ありますが…。一般的な表現かどうか。
合成皮革、人工皮革を示す「合皮」が一般的だと思います。また
は「ビニールレザーのソファ」に。
◎99ページ 17行目◎
誤「…カップラーメンを買い…人工調味料の強い刺激臭のする麺」
正「…カップラーメンを買い…化学調味料の強い刺激臭のする麺」
この本は、書き下ろしで2008年の出版です。前出の「ビニールの
ソファ」や携帯電話を持っているにもかかわらず、メールの送受
信はパソコンのみという、時代背景が分からない文章が見受けら
れます。
[人工調味料]という言葉は、造語以外に無いと思われます。ある
のは[人工甘味料]。
[調味料]に関しては、以前は[化学調味料]と言われ、1970年代に
[うまみ調味料]と呼びかえられるようになったそうです。
現在は、加工食品において原材料名として「アミノ酸等」と表記
されているものが、それです。
◎152ページ 12行目◎
誤「まず司会者が壇上に上がり…」
正「まず司会者が登壇し(壇に上がり)…」
「壇上に上がる」は重複表現に当たると考えます。
◎158ページ 9行目◎
誤「…左手の階段を駆け登った。」
正「…左手の階段を駆け上がった。」
階段は山のように[登る]のではなく、一般的表現の[上る]。
「駆け登る」のではなく「駆け上がる」ものかと。
◎167ページ 6行目◎
誤「…ICUのドアが開いた。看護婦が付き添い…ベッドに乗せられ
た…」
正「…ICUのドアが開いた。看護師が付き添い…ベッドに載せられ
た…」
これも、時代は?と思ってしまいます。
日本においては、以前は女性を看護婦、男性を看護士として区別
していましたが、2001年に「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師
助産師看護師法」に改定されたことにより、2002年3月から男女と
もに[看護師]という名称に統一されました。
[ベッド]は動かせるけれど、乗り物ではないので、[載せる]を使
うと思います。
◎180ページ 1行目◎
誤「…知り得る情報や事情だけでは、明確な回答を導き出す…」
正「…知り得る情報や事情だけでは、明確な解答を導き出す…」
質問に対する[回答]は、明確でなくてもよいはず。プロファイリ
ングの結果(答え)を出すのですから[解答]になるかと。
◎189ページ 2行目◎
誤「このような事件にでも係(ルビ=かか)わらなければ…」
正「このような事件にでも係わらなければ…」
このページ以前にルビなしで[係わる]が出てきます。
240ページには「事件に関(ルビ=かか)わって」という文章が
あります。細かいことですが、[係わる]か平仮名[かかわる]に統
一する必要があるでしょう。
◎200ページ 2行目◎
誤「しかし御存知だと思いますが…」
正「しかし御(ご)存じだと思いますが…」
◎245ページ 6行目◎
誤「運転手は吉田に換わっていた。」
正「運転手は吉田に代わっていた。」
「配置転換」ではなく、単に運転の役目を[交代]しただけと思い
ます。
246ページにある「…換わってもう一人の別の男が現れた。」も、
「入れ代わり立ち代り」と同じ使い方ですので、[代わって]に。
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