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逃走

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なし 逃走

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0
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/8/9 15:11 | 最終変更
nande3  一人前   投稿数: 126
ISBN:978-4-06-217883-9
著者:薬丸 岳(やくまる がく)
発行:2012年10月10日 第1刷

<誤植というより校正ミス? 意図的なミス?>

◎13ページ 14行目◎
誤「あとで似顔絵の作成にご協力していただきたい…」
正「あとで似顔絵の作製にご協力していただきたい…」

 文章や計画の[作成]ではなく、標本やポスターの[作製]と
 [似顔絵]は同じ使い方になるのではないでしょうか。

◎15ページ 12行目◎
誤「三万五七二〇円の現金と銀行のカードと…」
正「三万五千七百二十円の現金と銀行のカードと…」

 漢数字の表記方法。同じページで「四十四歳」という一般的な
 使い方をしています。「一一九番通報」も出てきます。
 これが雑ざって、単位[千]以下を略しています。

 金額なら、[万][千][百]など、単位を漢字にする書き方が一般的
 です。179ページでは「一万九千五百円」となっています。

◎30ページ 4行目◎
誤「秋山正一さんをご存知ですよね」
正「秋山正一さんをご存じですよね」

 [ごぞんじ]をワープロソフトで変換すると[ご存知]が最初に
 示されるからでしょうか、「ご存知の…」「ご存知ですか」
 などの表現を多く目にします。

 [存知](ぞんち=知っていること、承知していること)ではなく
 [存じ](ぞんじ=知っていること、承知)の尊敬語で、[ご]を
 付けています。

 「知っている」「覚える」「考える」「思う」の謙譲語で[存ず
 る]。

 30ページ以降、「ご存知」「ご存じ」が混在しています。

◎57ページ 12行目◎
誤「…恋人とはちょっといい難い、幼い付き合いだった。」
正「…恋人とはちょっと言い難い、幼い付き合いだった。」

 間違いではないのですが…「いい」(良・好・善い)ではありま
 せん。「言いにくい」という意味ですので漢字表記がよろしい
 でしょう。ほかのページでは「~と言う」と漢字を使っていま
 す。

◎72ページ 17行目から18行目◎
誤「…『なに?』と訊くと、何か言いたそうな顔をして、『いや、
  何でもない。じゃあな』と背を向けた。」
正「…『何?』と訊くと、何か言いたそうな顔をして、『いや、
  なんでもない。じゃあな』と背を向けた。」

 難しい表記です。間違いでもありません。
 「なに?」「何か」「何でもない」が別々に出現したら気になら
 ないのですが、1行で漢字と平仮名が混在すると…?

 『なに?』を漢字で書くと『何?』。『何?』を読むとしたら、
 『なに?』『なん?』(関西弁風に)。

 「何か」を読むと、「なにか」「なんか」。

 「なに」と読む場合は、「何故・なにゆえ」を除き、「何かと」
 「何しろ」「何も」など漢字表記が多いようです。

 「なん」と読む場合は、「何と・なんと」「何時・なんどき」
 「何となく・なんとなく」「何とも・なんとも」「何にも・
 なんにも」「何ら・なんら」など漢字・平仮名どちらでもと
 新聞社では規定しているようです。

 「…『何?』と訊くと、何か言いたそうな顔をして、『いや、
  なんでもない。じゃあな』と背を向けた。」のように、
 「なに」と読む場合は漢字に、「なん」と読む場合は平仮名
 表記に統一したほうがいいのかもしれませんね。

◎92ページ 1行目◎
誤「…近くのATMから貯金のほぼ全額である九十二万円を…」
正「…近くのATMから預金のほぼ全額である九十二万円を…」

 間違いではないのですが、「ゆうちょ銀行」から引き出したので
 しょうか?

◎102ページ 6行目◎
誤「…お冷を持っていくと、メニューを見ていた男は…」
正「…お冷やを持っていくと、メニューを見ていた男は…」

 これも間違いではありませんが、[や]を送って[お冷や]とした
 ほうが読みやすいと思います。

 278ページには「冷やかしで…」という表現があります。

◎106ページ 12行目◎
誤「…人波に混じって改札出口に向かってくる…」
正「…人波に交じって改札出口に向かってくる…」

 微妙です。とけ合わないまじり方なので厳密には「古豪に若手
 が交じって」の[交じる]を使うのかもしれません。
 でも、「見分けがつかぬほど混じり合う」、とけ合うまじり方
 の[混じる]が情景に合っている、雰囲気が伝わってくるのです
 が…結局は見分けて目で追っているのです。

◎126ページ 3行目◎
誤「…カップラーメンや硬くなったおにぎりだ。」
正「…カップラーメンや堅くなったおにぎり(お握り)だ。」

 これも微妙。[硬]は[軟]の対語で、材質が密でかたい意。
 「硬い鉛筆」「硬い飯(水分を少なめに炊飯)」「軟らかい
 飯(水を多めに炊飯)」。

 [もろい]の対語[堅い]を使う「堅い果実」「堅いパン」「堅焼き
 煎餅」と同じ使い方がいいのかも。
 
 水分が蒸発して乾燥したり、冷えて固まった?

◎269ページ 2行目◎
誤「…手を差し延べるどころか…」
正「…手を差し伸べるどころか…」

 これは、明らかに間違い。
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