ST 警視庁科学特捜班
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投稿日時 2014/1/27 1:04
nande3
投稿数: 128
ISBN:4-06-273206-8
著者:今野 敏(こんの びん)
発行:2007年3月26日 第18刷発行(講談社文庫)
今野敏による日本の警察小説シリーズ。2013年、日本テレビにて
単発スペシャルドラマ化された。
2010年12月現在、講談社ノベルス版が11冊、講談社文庫版が
10冊刊行されている。
本書はシリーズのスタート編で、1998年に講談社ノベルとして
刊行され、2001年に文庫化。
<誤植というより校正ミス? 意図?>
◎25ページ 12行目◎
誤「しかも分譲マンションだ。一人暮らしだったんでしょう?」
正「しかも分譲マンションだ。独り暮らしだったんでしょう?」
「一人っ子」「一人娘」「一人勝ち」など人数に重点を置いた表
記ではなく、また、一般用語の「一人暮らし」でもなく、「孤
独」の意味で「独り暮らし」に。
一般用語としては「気楽な一人暮らし」などと使うようです。
24ページ、同じ25ページに「独り暮らし」が出てきます。
◎36ページ 10行目ほか◎
誤「僕はもう引き上げるよ。」
正「僕はもう引き揚げるよ。」
「引っ張り上げる」意味の[引き上げる]ではなく、「元の場所に
戻す・戻る」意味ですので[引き揚げる]に。
124ページでは「引き揚げるぞ」と正しく使っています。校正の
問題ですね。
◎41ページ 10行目ほか◎
誤「さっき、現場でいっしょだったでしょう……」
正「さっき、現場で一緒だったでしょう……」
これも校正の問題です。
147ページに「…一緒に食事をしたいと…」という文章がありま
す。漢字表記で統一を。
◎85ページ 1行目ほか◎
誤「たしかに被害者はふたりとも中国人だ。…」
正「確かに被害者は二人とも中国人だ。…」
239ページに「なら、確かです。…」との文章があります。
形容動詞なら漢字表記で、副詞は平仮名表記というのは理由なき
区別に思えます。
新聞用字用語集では、すべて漢字表記で統一です。
また、同じ85ページのそれも次の2行目に「その二人が…」と
あります。漢字表記に統一を。
256ページでも「ふたり」「二人」が混在しています。
◎85ページ 17行目◎
誤「そうだ。捜査ってのはチームプレイだ。…」
正「そうだ。捜査ってのはチームプレーだ。…」
カタカナの表記は作者の個性かもしれませんが、一般的には
「プレー」で、「プレイ」は「プレイガイド」くらいかと。
◎142ページ 12行目◎
誤「まるで(ルビ=た)奉(ルビ=てまつ)るようにね。」
正「まるで奉(ルビ=たてまつ)るようにね。」
ルビの振り方です。細かいことですが、[た]スペース[てまつ]で
はなく、一続きに[たてまつ]と付けるべきでしょう。
[た]を離して[で]の字面に合わせるのは不自然。
◎222ページ 15行目◎
誤「頭の脇に白いものが混じっている。」
正「頭の脇に白いものが交じっている。」
「とけ合わないまじり方」ですので[交]。「雪交じりの雨」「鼻
歌交じり」と同じです。
◎222ページ 17行目◎
誤「…それは限度を越えているように思うのですが」
正「…それは限度を超えているように思うのですが」
「一定の分量・限界を過ぎて先に行く、基準を上回る、超過」の
意味ですので、[超]に。
◎226ページ 17行目◎
誤「…捜査で手柄を上げることなのかもしれない。」
正「…捜査で手柄を挙げる(立てる)ことなのかもしれない。」
「はっきりと分かるように示す」意味なので、[上]ではなく[挙]
になると思いますが、[手柄]は[立てる]もの?
◎229ページ 1行目◎
誤「…階段を昇った。…」
正「…階段を上った。…」
エスカレーターで[昇る]のではなく、階段ですので。
◎303ページ 5行目◎
誤「回りの者が気をつかうのを…」
正「周りの者が気をつかうのを…」
著者:今野 敏(こんの びん)
発行:2007年3月26日 第18刷発行(講談社文庫)
今野敏による日本の警察小説シリーズ。2013年、日本テレビにて
単発スペシャルドラマ化された。
2010年12月現在、講談社ノベルス版が11冊、講談社文庫版が
10冊刊行されている。
本書はシリーズのスタート編で、1998年に講談社ノベルとして
刊行され、2001年に文庫化。
<誤植というより校正ミス? 意図?>
◎25ページ 12行目◎
誤「しかも分譲マンションだ。一人暮らしだったんでしょう?」
正「しかも分譲マンションだ。独り暮らしだったんでしょう?」
「一人っ子」「一人娘」「一人勝ち」など人数に重点を置いた表
記ではなく、また、一般用語の「一人暮らし」でもなく、「孤
独」の意味で「独り暮らし」に。
一般用語としては「気楽な一人暮らし」などと使うようです。
24ページ、同じ25ページに「独り暮らし」が出てきます。
◎36ページ 10行目ほか◎
誤「僕はもう引き上げるよ。」
正「僕はもう引き揚げるよ。」
「引っ張り上げる」意味の[引き上げる]ではなく、「元の場所に
戻す・戻る」意味ですので[引き揚げる]に。
124ページでは「引き揚げるぞ」と正しく使っています。校正の
問題ですね。
◎41ページ 10行目ほか◎
誤「さっき、現場でいっしょだったでしょう……」
正「さっき、現場で一緒だったでしょう……」
これも校正の問題です。
147ページに「…一緒に食事をしたいと…」という文章がありま
す。漢字表記で統一を。
◎85ページ 1行目ほか◎
誤「たしかに被害者はふたりとも中国人だ。…」
正「確かに被害者は二人とも中国人だ。…」
239ページに「なら、確かです。…」との文章があります。
形容動詞なら漢字表記で、副詞は平仮名表記というのは理由なき
区別に思えます。
新聞用字用語集では、すべて漢字表記で統一です。
また、同じ85ページのそれも次の2行目に「その二人が…」と
あります。漢字表記に統一を。
256ページでも「ふたり」「二人」が混在しています。
◎85ページ 17行目◎
誤「そうだ。捜査ってのはチームプレイだ。…」
正「そうだ。捜査ってのはチームプレーだ。…」
カタカナの表記は作者の個性かもしれませんが、一般的には
「プレー」で、「プレイ」は「プレイガイド」くらいかと。
◎142ページ 12行目◎
誤「まるで(ルビ=た)奉(ルビ=てまつ)るようにね。」
正「まるで奉(ルビ=たてまつ)るようにね。」
ルビの振り方です。細かいことですが、[た]スペース[てまつ]で
はなく、一続きに[たてまつ]と付けるべきでしょう。
[た]を離して[で]の字面に合わせるのは不自然。
◎222ページ 15行目◎
誤「頭の脇に白いものが混じっている。」
正「頭の脇に白いものが交じっている。」
「とけ合わないまじり方」ですので[交]。「雪交じりの雨」「鼻
歌交じり」と同じです。
◎222ページ 17行目◎
誤「…それは限度を越えているように思うのですが」
正「…それは限度を超えているように思うのですが」
「一定の分量・限界を過ぎて先に行く、基準を上回る、超過」の
意味ですので、[超]に。
◎226ページ 17行目◎
誤「…捜査で手柄を上げることなのかもしれない。」
正「…捜査で手柄を挙げる(立てる)ことなのかもしれない。」
「はっきりと分かるように示す」意味なので、[上]ではなく[挙]
になると思いますが、[手柄]は[立てる]もの?
◎229ページ 1行目◎
誤「…階段を昇った。…」
正「…階段を上った。…」
エスカレーターで[昇る]のではなく、階段ですので。
◎303ページ 5行目◎
誤「回りの者が気をつかうのを…」
正「周りの者が気をつかうのを…」
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