誤植.JP
Welcome Guest 
メインメニュー
検索
お問い合わせ
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録

20 ニジュウ

  • この出版社に新しい報告を立てることはできません
  • この出版社ではゲスト投稿が禁止されています
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/8/14 2:50
nande3  一人前   投稿数: 128
ISBN:978-4-408-55143-2
著者:堂場 瞬一(どうば しゅんいち)
発行:2013年10月15日 初版第一刷(実業之日本社文庫)

堂場瞬一スポーツ小説コレクション・書き下ろし作品。

◎9ページ 7行目ほか◎
誤「…ダグアウトがずっと遠くに思える。」
正「…ダッグアウトがずっと遠くに思える。」

 カタカナ表記は難しいですね。新聞用字用語集では運動用語仮名
 表記を提示し、野球用語の欄に「ダッグアウト」を挙げています。

◎48ページ 6行目◎
誤「九回をわずか1ヒットピッチング。」
正「九回をわずかワンヒットピッチング。」

 間違いではないのですが…。

◎69ページ 10行目◎
誤「晴山は、プラスチック製のジャーを持って行って、コップに…」
正「晴山は、プラスチック製のピッチャー(水差し)を持って行っ
  て、コップに…」

 微妙ですが、[ジャー]ではないと思います。
 一般的な解釈では、「料理などを長時間保温するための広口の断
 熱容器」が[ジャー]。
 中華料理屋さんでの話です。 取っ手のついた容器で、水やミルク
 などの液体を他の容器に注ぐためのもの=ピッチャー・水差しで
 いいのでは。

◎83ページ 2行目◎
誤「マウンド付近で睨み合っていた選手たちがようやく引き上げ…」
正「マウンド付近で睨み合っていた選手たちがようやく引き揚げ…」

 198ページの「…選手が全員引き上げるまで、ダグアウトで待機」も
 「元の所に戻る」という意味ですので[引き揚げる」に。

◎108ページ 15行目◎
誤「両手を上に挙げて、タイムを告げる。」
正「両手を挙げて、タイムを告げる。」

 重複表現に当たると思います。

◎125ページ 7行目◎
誤「…ファンが、怒りの雄たけびを挙げたのだ。」
正「…ファンが、怒りの雄たけびを上げたのだ。」

 「産声を上げる」「歓声を上げる」と同じ使い方でしょう。

◎134ページ 5行目◎
誤「…という報告を上げてきた。」
正「…という報告を挙げてきた。」

 これも微妙です。

 「下げるの対語」で「上に移す」という意味の[上げる]ではなく、
 「例を挙げる」と同じ使い方で、「示す」という意味の[挙げる]にな
 るか、紛らわしい場合には平仮名書きで「あげる」とするか、でしょ
 う。

◎238ページ 14行目◎
誤「…諸手を上げて買収案を受け入れたことである。」
正「…諸手を挙げて買収案を受け入れたことである。」

◎279ページ 4行目◎
誤「…分からないことは何でも追求したいという…」
正「…分からないことは何でも追究したいという…」

 「追い求める」のではなく、明らかにしようとする「追い究める」
 意味で用いる言葉と考えますので[追究]に。「幸福の追求」ではなく
 「学問を追究」「原因を追究」と同じ。

◎298ページ 7行目◎
誤「…それなりに金も溜まっている。」
正「…それなりに金も貯まっている。」

◎330ページ 11行目◎
誤「…ファウルはファウルだ。何の影響もない――いや、こっちは一つ
  アウトカウントを稼いだ。」
正「…ファウルはファウルだ。何の影響もない――いや、こっちは一つ
  カウントを稼いだ。」

 ファウルを打って捕球されアウトになったのではなく、「ワンストラ
 イク」加わった、ということだと思います。

投票数:1 平均点:0.00

  条件検索へ


誤植.JP