幸せの条件
誤植報告
ISBN:978-4-12-004415-1 著者:誉田 哲也(ほんだ てつや) 発行:2012年9月10日 再版発行 『ストロベリーナイト』の著者が放つ、新境地! 農業、震災、そしてエネルギー問題に挑む感動の物語(帯文から) <誤植というより校正ミス? 意図的なミス?> ◎29ページ 16行目、17行目◎ 誤「うん。俺も今、初めていったから」 「どういうこと。なに、それってつまり、なに」 正「うん。俺も今、初めて言ったから」 「どういうこと。何、それってつまり、何」 間違いというわけではありませんが…校正の問題でしょうか。 同じページの1行目に「今日の智くん、ひどいこと言い過ぎ」と いう文章があり、9行目には「何よ」、10行目に「…いおうと 思ってたんだけどさ」、15行目に「え……何それ。私、聞いてい ない」、19行目に「…強いていうとするなら…」とあります。 本全体を眺めると、「何」「いう」の表記となっていると思うの ですが、29ページだけ統一されていないようです。 「思ったことを言葉で表す、述べる」のなら漢字表記で「言う」 がよろしいかと。 ◎36ページ 1行目◎ 誤「そこそこ雪も融け始めている感じだろうか。」 正「そこそこ雪も解け始めている感じだろうか。」 これも漢字の使い方が微妙です。 「固体が液状になる」現象は、「融ける」「解ける」の漢字を 充てるのが一般的です。 [融]は新聞漢字表にない音訓ですので[溶]の字を充てている 新聞用字用語集ですが、[溶]は「加熱などによって固体を液体 にする」の意と規定しています。用例は「鉄を溶かす」。 [雪]に関しては、人工的な場合に使うと。「融雪槽で雪と氷を 溶かす」などですね。 [解]は、「とけてなくなる、緊張がゆるむ」意味で、新聞漢字 表にない[融]は[解]に書き換えることにしています。 [雪]については、自然現象として「雪解け」「雪・氷を解か す」を用例として挙げています。
報告者:nande3