渇いた夏
誤植報告
ISBN:978-4-396-33593-9 著者:柴田 哲孝(しばた てつたか) 発行:2010年7月25日 初版第1刷(祥伝社文庫) 私立探偵・神山健介シリーズの初弾。 <誤植というより校正ミス? 意図?> ◎49ページ 8行目◎ 誤「…電話会社を呼んでパソコンのジャックを引けば…」 正「…電話会社を呼んでパソコン用のモジュラージャックを取り付 ければ…」 間違いとは言えませんが、違和感があります。 パソコン関係で[ジャック]といえば、パソコン本体にある音声入 出力端子の[イヤホンジャック]など。 電話線とつないでインターネット接続するのに必要なのは、壁に 取り付ける[モジュラージャック]と考えられます。 ◎52ページ 12行目◎ 誤「(ダムに沈む…)乗用車を引き上げ、運転席にいた…」 正「(ダムに沈む…)乗用車を引き揚げ、運転席にいた…」 「引っ張る」の[引き上げ]ではなく、「浮揚」を意味する[引き揚 げ]に。「水死体の引き揚げ」「沈没船の引き揚げ」と同じ使い方 です。 317ページで「湖に沈む車の引き揚げ作業は…」と正しく使ってい ます。 ◎129ページ 15行目◎ 誤「…していることは御存知ですか。」 正「…していることは御(ご)存じですか。」 ◎162ページ 11行目◎ 誤「鳥の空揚げにエビチリ。」 正「鶏の空(唐)揚げにエビチリ。」 これも、間違いとは言えませんが、違和感がありますね。 メニューの表示だと「鶏の唐揚げ」「トリの唐揚げ」「鶏カラ」 あたりが多いと思います。 ◎296ページ 12行目16行目◎ 誤「事件がらみで何度か関わった…」「ヤクにも関わっている…」 正「事件がらみで何度か係わった…」「ヤクにも係わっている…」 間違いではありません。校正の問題です。 50ページでは「いままで警察に係わって一度もいい思いをしたこ とがない」、346ページでは「…どこまで係わっていたんだ」と [係わる]を使っています。296ページの2行のみ、突然[関わる]に なっています。最初に使った[係わる]に統一すべきでしょう。
報告者:nande3