漂流者たち
誤植報告
ISBN:978-4-396-63417-9 著者:柴田 哲孝(しばた てつたか) 発行:2013年9月10日 初版第1刷 『渇いた夏』『早春の化石』『冬蛾』『秋霧の街』に続く、私立探偵・ 神山健介シリーズの第五弾。 <誤植というより校正ミス? 意図?> ◎6ページ 2行目◎ 誤「特に難かしく考える必要はない。」 正「特に難しく考える必要はない。」 送り仮名についても作者の考えはあろうが、ここは[か]を送らない ほうに。 同じ6ページの7行目は「…生きることほど難しくはない。」としていま す。校正を経ているのか疑ってしまいます。 ◎20ページ 16行目ほか◎ 誤「…国道二八九号線の沿線にかけて…」 正「…国道二八九号の沿線にかけて…」 一般的には「国道○○号線」と言っていますが、 正しい表記は道 路番号のみ。「○号だけで分かりにくい場合は国道20号(甲州街 道)のように書く」と新聞用字用語集では説明しています。 県道も同じ。ところが、45ページに「県道一四号――いわき石川線 ――に入ると…」、46ページに「…少し戻って国道三四九号を下って 二八九号に出た方が早いだろう」という文章があります。 細かいことですが、これも校正の問題と言わざるを得ません。 ◎37ページ 16行目ほか◎ 誤「気温も各地で〇度から氷点下を記録した。」 正「気温も各地で零度から氷点下を記録した。」 間違いではありませんが、誤解を生みます。 38ページの「午後〇時三〇分には…」も同じ。 ◎41ページ 3行目◎ 誤「約、一五リットル」 正「約一五リットル」 [約]の後に読点「、」を入れる意味が見えてきません。作者の意図 があるのかもしれませんが…。 間違いではないのでしょうが、他のページ、同じ41ページで「約三〇 リットル」などと表記しています。 ◎114ページ 12行目◎ 誤「…石段を登りはじめた。」 正「…石段を上りはじめた。」 133ページの「細く急な階段を登っていった。」も「上っていった」に。 ◎165ページ 6行目◎ 誤「…女を病院に見せた方がいい。」 正「…女を医者に見せた方がいい。」 難しい表現です。一般的には「医者に見せる」でしょうか。 ◎194ページ 9行目◎ 誤「だが、部屋の中は、意外と温かかった。」 正「だが、部屋の中は、意外と暖かかった。」 [温]は、196ページ「凍(ルビ=つめ)たい心の芯が温まるような味 がした」の使い方で。
報告者:nande3