デッドエンド
誤植報告
ISBN:978-4-575-23860-0 著者:柴田 哲孝(しばた てつたか) 発行:2014年5月25日 第1刷 <誤植というより校正ミス? 意図的なミス?> ◎9ページ 9行目◎ 誤「それは…刑務官側の立前にすぎない。」 正「それは…刑務官側の建前に過ぎない。」 「たて‐まえ〔‐まへ〕【立前/建前】」と説明している辞典が ありますので間違いとは言えませんが、新聞用字用語集をはじめ 多くは[建(て)前]です。 読み違えも心配されます。[立前(たちまえ)]=「旅に立つ前。出発 する前。仕事に対する報酬。かせぎ。日当」 文の流れから読み違えはないと思いますが、「本音と建前」です。 「すぎない」→「過ぎない」は下記に関連。 ◎12ページ 2行目◎ 誤「…ほとんどの時間を本を読んで過した。」 正「…ほとんどの時間を本を読んで過ごした。」 辞典によっては[過(ご)す]の表記で送り仮名を説明していますの で間違いとは言えません。 文部科学省告示よる送り仮名は[過ごす]になりますが、[過す] は許容とされているようです。 読み違い、ということもありますので[過ごす]がよろしいかと。 [過す]では[過(そ)す]という言葉があるので。 関連して[過(す)ぎる]、[過(よぎ)る]という例もあります。 「…雑誌社も当っていますが…」(62ページ)、「…捜査主任を押え てあります。」(同)など、送り仮名を省く傾向(著者の個性)がある のかもしれません。 ◎39ページ 3行目ほか◎ 誤「…ロッカールームで着換えて…」 正「…ロッカールームで着替えて…」 これも間違いではありません。が、新聞用字用語集をはじめ多くの 辞典は[着替(きが)え][着替(きか)える]としています。 ◎70ページ 19行◎ 誤「もうご存知かと思いますが…」 正「もうご存じかと思いますが…」 ◎101ページ 1行目◎ 誤「…と言い訳をして早く引き上げた。」 正「…と言い訳をして早く引き揚げた。」 ◎102ページ 5行目◎ 誤「朝九時に召集された捜査会議に…」 正「朝九時に招集された捜査会議に…」 ◎167ページ 15行目◎ 誤「学生証も…スマートフォンも無くなっていた。」 正「生徒手帳も…スマートフォンも無くなっていた。」 難しいです。中学生の萌子の持ち物の話。 [学生証]は、おもに大学生以上に交付されるものですが、一部の中 学校や高等学校でも生徒手帳に代わりカード型の生徒証を採用して いるそうですから、間違いとは断言できません。 しかし、中学生は [生徒]ですから[学生(証)]では違和感があります。 「学生証は、学生・生徒の身分証明書。一般的に小学生は学生証を 持たず、中学生や高校生は生徒手帳を学生証として使用する」との 説明もありました。 ◎197ページ 8行目ほか◎ 誤「その時に、裏で井上の名前も上がってたんですよ。」 正「その時に、裏で井上の名前も挙がってたんですよ。」 「有名になる」という意味の[名を上げる]ではなく、「列挙」の意 の[名を挙げる]に当たると思います。 ◎287ページ 4行目◎ 誤「まだ、(海に落ちた)“死体”は上がらないのか」 正「まだ、(海に落ちた)“死体”は揚がらないのか」
報告者:nande3