帰らずの海
誤植報告
ISBN:978-4-19-863811-5 著者:馳 星周(はせ せいしゅう) 発行:2014年6月30日 初刷 <誤植というより校正ミス? 意図的なミス?> ◎29ページ 16行目ほか◎ 誤「…三〇一号室のインタフォンを押した。」 正「…三〇一号室のインターホンを押した。」 外来語ですので間違いとはいえませんが…新聞用字用語集の用例で は[インターホン]です。 ◎46ページ 9行目ほか◎ 誤「味噌バターラーメンの大盛りだな。」 正「味噌ラーメンの大盛りだな。」 これも間違いではありません。ただ、一般的ではないような…。 本州の人は、北海道のラーメンといえば「味噌バターラーメン」や 「味噌バターコーンラーメン」をイメージするようですが、北海道 人で普段、バター入り・コーン入りのラーメンを注文するのは極少 数だと思います。 小説の舞台は北海道の函館市。函館のラーメンといえば「塩」が有 名です。札幌「味噌」、旭川「醤油」でしょうか。各地に「味噌」 はあり、「味噌バター」「味噌バターコーン」をメニューに掲げて いる店舗はあります。観光客用かも。 47ページに「ラーメンに胡椒を振りかけ…」「チャーシューには しっかりと味が染みていた。」という文章があります。この表現 にも唸ってしまいます。 食・味の好みなので正解はありません。ただ、一般的、ということ であれば、「味噌ラーメン」に「コショウ」をかけるのは少数派か と。カップ麺や袋麺の「味噌味」に小袋で付いてくるのは七味や一 味(ゆえに一般的)。七味や一味を練り込んだ既製品の「味噌スー プ」もあります。 これが正解というわけではありませんが、「味噌ラーメン」には チャーシューではなく挽肉が正統、という人もいます。 ◎128ページ 1行目◎ 誤「…寿司店で別れたのが午後十二時近く。」 正「…寿司店で別れたのが午前零時近く。」 夜中の話です。207ページでは「事件のあった夜、恵美は〈ブラン カ・ネーヴェ〉にいた。午前零時半から一時半まで」と正しく使っ ています。 ◎223ページ 15行目ほか◎ 誤「大部分は水野匡宛て。」 正「大部分は水野匡宛。」
報告者:nande3