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臨床真理(りんしょうしんり)

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なし 臨床真理(りんしょうしんり)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/12/17 0:54 | 最終変更
nande3  一人前   投稿数: 128
ISBN:978-4-7966-6779-1
著者:柚月 裕子(ゆづき ゆうこ)
発行:2009年1月24日 第1刷

2009年第7回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。

<誤植というより校正ミス? 意図的なミス?>

◎170ページ 12行目◎
誤「ペットボトルの空ひとつでさえ…」
正「ペットボトルの殻ひとつでさえ…」「空のペットボトルひとつで
  さえ…」

 ルビがないのですが、[空]は「そら」ではなく「から」と読ませる
 のだと思います。

 意味は[空(から)]=中に何も入っていないこと。空っぽの「から」で
 「空くじ」「空売り」「空騒ぎ」「空梅雨」などと使うはず。

 「ペットボトルの(カラ)」の「カラ」は、何も入っていない状態で
 はなく、「中身を取り去ったあとに残る外側の部分・容器」の意味に
 なると考えます。そうなれば、[殻]ではないでしょうか。

◎184ページ 13行目◎
誤「この事件に関っている人間が男か女か…」
正「この事件に関わっている人間が男か女か…」

 送り仮名の問題です。細かくなりますが、186ページほかでは「複数
 の人間が関わっている可能性もある」など[わ]を送る一般的な送り仮
 名ですので統一を。

◎208ページ 4行目◎
誤「安藤はエレベーターに乗り、上にあがっていった。」
正「安藤はエレベーターに乗り、(8階に)上がっていった。」

 「上に上がる」「下に下がる」は重言になると考えます。「下がる、
 下げるの対語」が[上がる]ですので、「下に上がる」ことは有り得な
 いというか不自然ですので。

◎307ページ 7行目◎
誤「診療鞄を手に彩の部屋へ向かう。彩につくと、後ろにいる安藤に、
  部屋に戻っていてくれ、と言った。」
正「診療鞄を手に彩の部屋へと向かう。彩の部屋につくと、後ろにいる
  安藤に、部屋(施設長室)に戻っていてくれ、と言った。」

 意味を汲み取れない文章でした。

 施設長室にいる安藤を高城が訪ね、二人で女の子・彩の部屋に向かう
 場面です。似ている音の[彩(あや)]と[部屋(へや)]を間違えたので
 はないかと推測できます。

◎308ページ 15行目◎
誤「刃を本体から押し出し、白い手首にあてる。」
正「刃を本体から押し出し、白い手首に当てる。」

 これも細かいことですが、校正上の問題として。続く309ページの1行
 目ほかでは「細い手首に当てたカッターの刃が…」などと漢字[当]を
 使っていますので、統一すべきです。

※6年前発行の本です。改版や文庫化で修正・訂正されていると思いま
 す。
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